
みなさまこんにちは。
8月31日に日本ハムファイターズの元ヘッドコーチ白井一幸さんの講演会に行きます。
なかなか興味深い事を聞きましたので、ここでみなさまに情報提供させて頂きます。
今でこそ北海道の地元チームとなりましたが、日ハムが北海道に移転するとき、周りは大反対でした。
なぜなら、北海道の95%はジャイアンツファン。
日ハムのファンは0.3%にしか過ぎなかったからです。
当時球団職員だった白井さんは、ニューヨーク・ヤンキースにコーチの研修に行って、驚く体験をしました。
ニューヨーク・ヤンキースは1軍から6軍まであり、他にもたくさん職員がいるのですが、どの職員に聞いても、6軍の選手でも、
「私は、世界一のプロ野球球団ニューヨーク・ヤンキース××です」
と言ったからです。
つまり、ニューヨーク・ヤンキースの選手・職員は全員、自分の職場に誇りとプライドがあったのです。
それを聞いて白井さんは
「僕たちも、日本一を目指す球団、と、言葉に出し、球団を誇りに思うことは大切なんだ」
と思ったのです。
さて。
0.3%しかファンがいないのですから、日ハムはまず、ファンを獲得しなければなりません。
北海道と言えば、道産子です。
道産子魂は元々は開拓者魂です。つまり、新しいことを熱心にすることに対して応援する気持ちがあるのです。
そこで、白井さんは2軍監督になったときに、練習を見に来てもらい、2軍の選手一人ひとりにファンをつけることを目指しました。
そして、その選手が1軍に上がったときに、自分についたファンを球場に呼ぶ、そんなビジネスモデルを打ち上げたのです。
ですから、2軍の練習はハードを極めました。
とにもかくにも、全力プレーです。
開拓者魂ですから。
ノックの時に、1球目を取り損ねたら、もう、そこで交替。
選手は壁に向かってボール投げの練習をします。
なぜなら、本番で1球目から失策することは許されないからです。
一球一球に意味づけがありました。
全力でプレーをすることで、お客様を自分につけるために、
自分が成長し、一軍に上がったときに、お客様に喜んでもらうために。
そして、お客様が球場に足を運んでくれて、球団が盛り上がるように。
一球一球のプレーは自分の成長、お客さんの喜び、球団の盛り上がり、すべてにつながっているのです。
だから、全力でプレーができるのです。
そんな日ハムは大谷投手を入団させるときに、大谷投手に夢を提供しました。
大谷投手は
「僕は日本のプロ野球には興味ありません。僕の目指すのは、メジャー10億です」
と、小さい頃から公言していました。
その大谷投手に日ハムは
「その夢を、日ハムが叶えます」
と言って、過去の渡米した選手の全てのデータを提示し、
いつファンがついたのか
どのような練習をし、どのようなことで故障をし、、、、
と、全てデータで見せたのです。
後はみなさまもご存じの通りです。
そんな日ハムを築いた白井一幸さんの講演会が8月31日にあります。
ご興味がある方は是非どうぞ♪
私も行きます。
講演内容
http://ameblo.jp/bellefleur-floweressence/entry-11584407215.html◆申込みは下記へ(上記サイトでは申込みのリンクが切れています)
http://hitorigoto.thebase.in/items/129328前評判によると、メチャクチャ面白いそうです。
(双子座ですから、期待できます)
白井さんのブログ
http://shirai90.ashita-sanuki.jp/