
棒4 の意味として、タロットの本にはこのように書かれています。
平和 田舎での生活 静かな環境 労働の後の休養 休日 定年退職 満足できる家庭環境 理想とする分野、美に関した仕事での成功 調和がとれた状態 利益の強化 恋愛 よい交際 恋愛が進む 幸せ
ほんわかした感じのイメージに書かれています。
しかし、よく見ると人物は遠景(区切りの二重線の後ろ)に描かれていますので、主人公(あなた)はこの絵には描かれていません。
平和な状態、のどかで心が安まる状態を意味するカードなら、飾り付けられた棒(門)はいりませんし、二重線で区切られている必要もありません。
門の奥の人物に焦点を当てて描けば良いはずです。
このカードは歓迎されている状態を表します。
門も、その奥にいる花束を持った人たちも、この門をくぐろうとしているあなたのことを歓迎しているのです。
棒4が「自分がある場所に入って歓迎される」状態を表すのなら、聖杯3との違いは何でしょうか。

聖杯3も、自分がサークルに入って歓迎される状態です。
その違いは物語を考えれば分かります。
棒4は今まで情熱的に(棒のスート)1〜3まで歩んできたので歓迎されています。
聖杯3は人と関わろうとしてグループに入ろうとして、歓迎されています。
棒4は同じ価値観を持っているのではなく、あなたに対して敬意を表しているので歓迎しています。
聖杯3は今後互いに成長していくので、同じ価値観を持っていたり、同じことに取り組んでいます。そして、これからめきめきと上達しますが、どちらかというとまだ新人です。
実際の占いではこんなことが言えます。
転職活動だとすると
棒4…あなたのことをすでによく知っており、評価しているので、歓迎してくれます。
聖杯3…職場の環境が良く、その人たちと仲良く過ごせます。そして、協力関係が得られます。
どちらのカードの方が転職に良いとは決められません。
自分の力をさらに上げようとして転職をするのなら、聖杯3の状態は拍子抜けでしょうし、対人関係が悪くて転職をしようとするのなら、棒4は(次のカードが棒5ですから)会社からの評価は得られるかもしれませんが、隣の席の人とうまくやっていけるかどうか(仕事以外で)分かりません。
中途半端ですが、メモ書き替わりに。
私は、就職するなら聖杯3の職場がいいです。
もう若くないから、環境の良いところで
周りの人たちと仲良く平和に過ごしたいです。