高校時代のコーチが逸ノ城関を褒めた三つの視点を考えてみましょう。
・素直
・まじめ
・強くなりたいという気持ちが強い
『強くなりたい』との強い思いを実現させるために、コーチの教えを素直に実践し、まじめに努力する。
こうして、逸ノ城関の快進撃は作られていったのです。
本当にそれを成し遂げることが自分にとって最優先事項なら、成し遂げることこそが本質(目的)です。
なら、既に成し遂げた人の教えを素直に実行してみることは、本質(目的)に沿った最も効率よく、効果が高い行動だといえます。
そこ(やり方)に自我(こだわり)がありません。
自我(こだわり)は、最優先事項の達成です。
もちろん、先人の知恵がすべてではありませんし、いろんなやり方があって良いでしょう。
どのような道程をたどっても、それは自由です。
ただ、何を優先事項(テーマ)とするのかは、自分でしっかりと決めておいた方が、選択の時に迷わないでしょう。
成就を最優先にするのか、自分のやり方を最優先にするのか。
正しい、間違っているはありません。ただ、(同じことを達成しようとするのなら)先人に倣うことは効果的なやり方ではあります。