今日は「立場」について考えてみたいと思います。
特に、忘れてしまう立場について、です。
みなさまがどんな位置にいたとしても、そのひとつ手前の(下の階級の)地位があります。
親の立場の人は、子供。
上司の人は、部下。
普通の人は、年下の人たち。
で、怖いのは、下の階級のことを忘れて今の階級の立場で物事すべてを考えてしまいがちである、というところです。
例えば、子供の頃
「勉強勉強うるさいよ!」
と親に対して思っていたとしても、いざ自分が親になると
「勉強しなさい!」
と言ってしまう。というように。
親の立場で考えれば「当たり前」のことでも、子供の立場からすると「うるさい」となるのです。
これでは永遠に関係は良くなりません。
相手の立場に立ったら、どのように聞き入れられるのか、
それを探すことです。