
白井さんが現役の時(80年代〜90年代)、日ハムは最下位争いをしていました。それが直近9年間で7回のAクラス、4度のリーグ優勝を成し遂げています。
今日は、何故日ハムが強くなったのかを教えてくださいました。
NYヤンキースに留学をしたとき、日ハムとヤンキースの違いはどこにあるのかを調べようと思ったら、ものすごく簡単に答えが見つかりました。
それは、チームの全員(6軍まで、グランド整備の人まで)ヤンキースが世界一になることを確信していました。
6軍の選手たちがみな揃って
「我々は世界一を目指すヤンキースの一員です。だから、全ての試合で必ず勝たなければなりません」
と言っていました。
企業で言えば『企業理念』が全社員、現場のパートさんレベルまで浸透していたのです。
一方、日ハムの2軍選手は
「早く一軍に上がりたい」
「レギュラーを勝ち取りたい」
「○○円稼げるプレーヤーになりたい」
のような回答でした。
企業で言えば「自分が成績上がっていれば文句ないだろう」状態です。
全員が目的を共有することで、それに向かって全力を出し合う練習をしていたのです。
つまり、世界一になるべくしてなっていた、わけです。
(続く)