夏休みといえば! こども電話相談室です。
私はこの番組が大好きで、本当に勉強になるのですが、今日はは虫類とほ乳類の違いについての質問がありました。
は虫類とほ乳類の違い。
みなさまは学校でどのように習ったでしょうか。今どのように覚えているでしょうか。
は虫類は、卵を産む。
ほ乳類は、赤ちゃんを産む。
そう思っている方は多いと思います。私もそうでした。
ところが、世界は広いもので、卵を産むほ乳類がいるんですね〜
カモノハシとハリモグラ だそうです。
では、一体なぜカモノハシとハリモグラは卵を産むのにほ乳類なのでしょうか。
実は、生物学上(?)では、は虫類とほ乳類の分類は、卵を産むかどうかではなく、母乳で子供を育てるかどうか、だそうです。
卵を産んで勝手に育つより、母体の中で孵化させてから(という表現は適切ではないかもしれませんが)世に送り出した方が確実性が高まります。
進化の過程で、カモノハシとハリモグラはちょうど中間に当たる訳です。
(なので、乳首はなくてじわじわと母乳が出て、赤ちゃんはそれを吸うのではなくて舐めるそうです)
でもね。
ここからが本題なのですが、哺乳類という漢字は、乳を口に含む、という意味です。そこに卵とか母体とか書かれていません。
漢字を見れば、哺乳類の意味は分かります。
つまり、私たちは普段目にしていることでも、思い込みによって違う認識をしまうのです。
そして、一度違う認識をしてしまうと、真実を見ているのに、誤認しているものが正しく見えてしまうのです。
今思っている、接している当たり前だと思っていること。
もしかしたら、思い違いがあるかもしれません。