昨日ちょろっと記しましたが、愛はとっても難しいです。
なぜなら、愛すれば愛するほど、束縛したくなるからです。
愛の究極の行き着く先は一体化ですから、相手と自分が同じであることを望みます。
そこに、自由でありたい、個の尊重、というのと矛盾が生じます。

残念ながら、深く愛すれば愛するほど、相手の自由や個性を尊重できなくなります。

「愛」をどのように定義するのか、によって議論というか、ニュアンスというか、様々なものがあると思いますが、「愛」を相手目線で考えるのなら、「（自立）支援」です。
究極の愛が母親が子供に対して抱く感情だとするのなら、そうであること（自分の自立を単純に（ここ、大切）支援してくれる（だけ、ここも大切）を望みます。

ただこの定義は占い的にはちょっと苦しいです。
母性は巨蟹宮ですが、巨蟹宮は（ ）内を実行するのは苦しいからです。

ですが、子供の立場としては、それを望みます。
子供を象徴するのは獅子宮ですから、そう考えると、母親は褒めることだけしていればOKとなります。

どっちの目線で物事を考えるか、ということになってしまいます。

恋愛の場合は、自分がして欲しいことを相手にすれば、たいていの場合はOKです。
関わりたい人は、相手に関わります。
放っておいて欲しい人は、相手を放っておきます。
それでお互いが居心地が良ければその組み合わせは悪くないといえます。
居心地が悪ければ、それは合わないということです。