
ここで考えたいのが、「本質とは何か」です。
私たちは感情が高まってくると、本質を忘れてしまうことがよくあります。イライラしているときは特にそうです。
冷静になって考えてみると、本当は何を求めているのか、どうすれば自分にとって最も都合が良いのか、それが分かります。
例えば、相手に期待通りに動いてもらいたい、と思っているということは、相手に対して期待があるということです。
つまりそれは、相手に対する愛があるということです。
相手に対する愛の裏返しで「自分の思いどおりに動いて欲しい」となるわけです。
愛は一体化ですから。
どうでも良い相手がどう動こうが、あまり関係ありません。
この場合の本質は「愛し合っている」ということです。
ところが、たいていの場合、相手は自分の思いどおりに動きませんから、そこでバトルになります。そうすると売り言葉に買い言葉みたいになって、「愛し合っている」という本質を忘れます。
物事には必ず、表面上見えていることと、本質があります。
その本質を常に考えると、行動はしやすくなります。
そして、戦いも起こりにくくなります。
愛についてはいずれ記します。
聖杯2の逆位置の解説の所を見てみて下さいね。