
こちらです。
先週占い師の方がお見えになったときに、こんなことを話して下さいました。
「今日、とてもよいことがあったのです。以前私がちょっとしたことでアドバイスをした人からお礼を言われたのです」
それは1年以上も前、彼女がまだその占法を始めたばかりのことでした。
その時に思いきってその方に伝えたそうです。
その方はその後人生が良くなって、1年以上たった今、たまたま再開してお礼をくれたそうです。
このことはいくつかのことを教えてくれます。
まず、伝えなければお礼はもらえない、ということです。
占いを学ぶ理由はいろいろあると思います。
人の役に立ちたいとか、人のために何かしたい、とか、そういうのが動機の場合もあると思います。
ですが、「私はまだ自信がない」とか、「まだまだ学びの途中」とかで、実践しようとしない方もたくさんいらっしゃるようです。
お礼をもらえるとかもらえないとかは別にして、行動を起こさない限り、だれかのためになるということはありません。
自分が、自分の殻を破って、行動を起こして何かを提供できたとき、やっと学や努力が実を結びます。
そして。
それはすぐには返ってこないということです。
今回の話も、実を結んだのはその直後だったかもしれません。ですが、そのことが当人(占った側)の耳に入ったのは1年後です。
見返り、でなくても、お礼の言葉は自信につながります。ですが、それは1年経たないと自分の元には届きませんでした。
つまり、それまでは自分を信じて提供しまくるしかない、ということです。
それはとても尊い、そして、意義のあることではないでしょうか。