いや、ちょっと違うかな。確かに、常識に囚われない発想を持った人は、新しいことを創り出します。
ですが、発想はたいしたことなくても、今まで非常識だと思われていたことにチャレンジをして成功した、ということもあります。
今では当り前のようにコンビニでおにぎりを売っていますが、セブンイレブンがおにぎりを売る時に周囲は猛反対だったそうです。(そもそもコンビニ自体、周囲が猛反対だった)
理由。
おにぎりはお母さんが握るもの。
プッ って、吹き出しちゃうかもしれませんが、わずか数十年前はそうだったのです。それが常識でした。みなさまのご両親が小さい頃は確実にそうでしたし、私もそうでした。
だから、おにぎりなんて売れるわけないじゃん、と。
ところが今では毎日400万個以上売れています。
おにぎりというものは世の中にありました。それを「売る」ということが常識破りでした。(当時は、ね)
発想は普通でも、行動が革新的だと、時代を作り、成功することもあるのです。
さて。
先日ある女の子がこんなことをいっていました。
「私たちは常識を、生まれた後に学んでいます」
つまり、生まれた時は常識など身についてなく、親の教育や環境によって常識を学んでいくのです。
生まれた時に持っているのは本能です。お母さんのおっぱいを吸ったり、泣いたり。
生まれた時は本能はあって、常識は持ち合わせていませんでした。しかし、育っていくと共に、常識を教育され、教育された常識によって、本能を抑え込んでしまうのです。
ホロスコープは、その人の本能です。それは、生まれる前から自分が望んでいた状態、神さまと申し合わせをした、神さまとどのように生きていくかを取り決めたことが、そこに書かれているからです。
私たちは、常識によって、本能を抑え込んでいます。
私たちは、常識によって自分のホロスコープを抑え込んでいるのです。
つまりそれは、常識によって、自分の力、可能性を抑え込んでいるのと同じです。
おにぎりは普通にありました。それを売るのは常識破りでした。でも、その常識破りは、今では当り前になりました。
自分のホロスコープが持っている力を出すこと、それは非常識かもしれません。ですが、自分にとっては当り前のことなのです。