できないことを頑張ってはいけません
私たちは苦手なことを克服しようと努力しますが、ホロスコープに合っていない(私にとって不自然)から苦手なのです。
私は私のやらなければならないこと(ホロスコープに示されていること=他の人にはできないこと)をやらなければなりません。
苦手なことをいくら努力しても得意な人には勝てません。得意なこと(=私が世の中で果たすべきこと)をきちんと努力すれば、世の中の役にも立ちますし、私も幸せになれます。
自分が持っている能力がどこにあるのかを知ることはとても大切です。
さて、数ヶ月前にあまり仕事には向いていない星の方がいらっしゃいました。そうはいっても生きていくために働かなければなりません、しかし、契約満了は長くて1年後。もしかしたら数ヶ月後に打ちきりかも。という相談でした。
そこで現在の仕事をお伺いし、今後のスケジュールを作成しました。
今後仕事をどうするのか
どの資格を取るのか
資格に向けてどのような勉強をするのか 試験はいつあるのか
などです。
「こういう感じの星の人は仕事に向いていないので、ある程度守られた形で働けるといいよね。だから、現在やっている仕事の資格を取って、慣れた仕事で転職するのがいいよ」
つまり、無資格でチャレンジしたり、実績を積んだりするのは苦手な星なので(当人もやりたくない)、資格を武器にして仕事を探す。という判断です。
もちろん、その資格を取ることもホロスコープ上は合っていないのですが、現実社会を考えるといたしかたありません。
仕事に向いていないということは、趣味に向いているということですから(分かりやすくいうとね)、趣味についても打合せをしました。どのように広げていくのか、どのように夢につなげていくのかなどです。
さて、数ヶ月後、彼女は再びやって来ました。
「どうしても勉強に身が入らないのです」
そうですか…。というか、やっぱりね…、というか…。
大方のスケジュールはこなしたものの、肝心の資格の勉強についてはやる気が出ない、ということでした。
仕事に向いていない星=仕事に対しての価値観が薄い ですから、どんなに危機が迫っていても仕事に対して何とかしようとしません。
そこに価値を見いだせないからです。
そこで(あまりしたくはないのですが)困った時のタロット頼み、デス。
資格を辞めちゃって良いのか、それとも、やる気になる方法を探すのか。
すると答えは…、
「とにかく夢に向かいなさい」
その方はいくつかの仕事上有利な武器を他にも持っていました。
しかしそれらを(彼女の意向通り)捨ててもいいから、夢に向かった行動をしなさい。
と。
「結局はホロスコープに戻るんですね」
そこから、ホロスコープを基に夢に向かっての課題の洗い出しとスケジュール作りです。
次にお会いする時までの宿題を一緒に考えている時、その方はとってもワクワクしていました。
その方の夢が成功するかどうかですって?
ホロスコープに示された課題をホロスコープに従って解決していけば、必ず成功するでしょう。成功しないわけがありません。