「小さな企業で専門性を身につけたい」
についてです。
確かに、大学ではある程度の専門を学びます。ですが日本での大学の機能は「即戦力を作る」ではありません。
以前テレビ番組か何かで、海外の大学生はインターン制度(無給で働く=体験)があって、それを乗り越えて採用される、というのを見たことがあります。
私も大学の卒論はIBMで社員さんと一緒に取り組んでいましたが(ウソ、手伝っていましたが)、それは極めてまれなケースだと思いますし、それはインターンとは明らかに違いました。
専門性を発揮するのは会社で学んだ後です。
さて、その、学んだ専門性。
果たしてその会社で学んだ専門性が自分に合っていると言えるでしょうか。
これは大きな賭けです。
「私は金融に興味があるから、金融関係の専門を身につけたい」
と思うかもしれませんが、私の所に来る多くの方は大学に学んだことを仕事にしている人の方が少ないです。(もちろん、専門性は会社に入ってから修得するのでそれで問題ありません)
つまり、多くの方は途中で(大学で学んだことと違う方向に)進路変更をしているのです。
大学の時に興味を持っていることが大人になっても興味を持ち続けているとは限りません。
(星占い的にも明らかな違いがあるのですが、それはまた今度)
ですが、もっと大きな問題があります。
それは明日に。