大企業に就職したい人がはじめて中小企業に就職したい人より少なくなった、という記事です。
学生たちのインタビューは
「大企業で小間使いになるよりも、小さなところで実力を発揮したい」
「小さな企業で専門性を身につけたい」
のような感じでした。
敢えて言いましょう。
甘い!
学生くんたちよ。たいていの君たちが実力を発揮できるような所は中小企業でもないんだよ。
新卒を採用して3年間は赤字だということを聞いたことがあります。
会社は3年間新卒に投資をして教育をするんですね。
つまり、実力はその3年間の時につくわけです。
ここ、すごく大切なポイントです。
私の所にも多くの中小零細企業で働いている人たちが占いに来ます。
仕事で悩んでいるその人たちのすべての要因はたったひとつです。
教育をされていない。
みなさま教育をされていないから仕事に対しての不満を持つのです。
・やり方を教わっていないのに怒られる
・自分が何をやって良いのか分からない
・自分の仕事の意義が見つからない
・ただ、言われたことだけをやるだけでつまらない
そう思うことはありませんか?
でも、そう思っていても、昨日記したように仕事に対してやるべきことはホロスコープを基に見つかります。
占いで見つかる程度のその人の仕事の仕方、あり方ですら、上司は部下に教育できていないのです。
話を元に戻しましょう。
私の所に大企業に勤めている方もいらっしゃいます。
ある大手企業の人事評価、教育制度はものすごかったな。
昇進試験を二日間もするのです。
その内容は(私は絶対に受からないだろうけれども)ものすごくワクワクするものでした。だって、筆記じゃないんだもん。全部シミュレーションゲームみたいな実践。楽しそう。(*^。^*)
そして、その試験に合格するための勉強会が(有志によって)行われています。そういえば、私の会社も試験前の何日間か、上司が勉強会を開いていました。
もちろん中小企業の中には教育制度がしっかりしているところもあると思います。そういう所に入ることは良いことでしょう。
言い方悪いですが、どうせ何十社もエントリーしなくちゃなりません。
それは職種とか業界とか(これも星占い的にはあまり意味が無いのですが)を広げなければならないことを意味しています。
だったら「金融」とか「IT」とかで上から順番にアタックするよりも、「教育制度」で横にどんどんアタックした方が将来のためになります。
私は大企業に勤めることを目指すことを勧めます。
それは、会社が潰れないとか、安定とか、そういうことが理由ではありません。教育制度が(あくまで比較論ですが)しっかりしているからです。