毎年戦争の特集は減るものの、やはり記憶としての特集は組まれます。
もう、戦争のことを日常で触れることは全くないと思いますが、私が小さな頃は駅の地下通路に戦争で片腕を失った人が物乞いをしていました。
保土ヶ谷の駅だったと思います。オルガン回しながらね。
原爆の物語や終戦日の物語など、暑い夏を現すように蝉の声がするので、私は蝉の声を聞くと、原爆や戦争を想像します。
蝉の声の中、仕事に向かって歩いていると、幸せを感じますね。
生きている。
話をもう少し身近なところに移しましょう。
GWも年末年始もそうですが、私たちが実家に帰ったりお友達と遊んだりできるのは、すべてそれらを提供して下さる方々がいらっしゃるからです。
電車やバスを動かしている人。デパートやコンビニの定員さん。そして、レストランの人たち。
彼らのおかげで私たちの夏休みは幸せのうちに過ぎていきます。
人が休んでいる時に働くのは大変です。
お友達が休んでいる時に働くのですから、友達が減りますし、家族からは文句を言われます。
でも、人が休んでいる時に働くのは、逆にそれだけ誇りを持てることだと思うのです。
「私の働きで、みんなの夏休みがある」