自分が長所だと思っていることが、実は違っていたり、短所だと認識していたことが長所だったりします。
能動的な仕事をされている方(フリーランス、管理職、社長など)を占うことも多いのですが、うまく行っていない方はどこかで自分の長所を勘違いしてしまっています。
ホロスコープにはその人の特徴、表すべき個性が書かれており、本当にその通りにやれば成功します。そして、その個性(強み・長所)を本人としては何となく認識しています。
事実、自分の長所をお伺いしてみると、ホロスコープに書かれていることをおっしゃる方がほとんどです。
ところが、いつからかその長所を仕事に結びつけることができなくなってしまっているのです。
それは過去のたった一度の失敗体験かもしれませんし、上司や師匠のやり方を強制されたからかもしれませんし、育った環境などもあります。
自分の長所を自分では認識しているのに、仕事に反映できないのです。
これはもの作りをされている方、芸術に携わる方なども同じです。
作風にしろ取り組み方にしろ、自分のホロスコープを出すことによってのみ個性を表現できます。
絵が得意、でも、水彩画なのか水墨画なのか、日本画なのか西洋なのかなど、本当に自分が得意な分野、作風、作り方などは全てホロスコープに書かれています。
また、どのようにすれば有名になれるのかなども概ね書かれています。
そして、ホロスコープに書かれていることはたいていの場合過去に経験があります。(認識している長所とホロスコープに書かれていることが同じなように)
ですから、それが仕事や作品作りに結びつければ良いだけです。
自分を知るということは、ホロスコープに書かれていることを「私はこういう人なんだ」と素直に認識することではありません。
過去の実体験で気持ちよかったこと、過去の自然体の自分と、現在取り組むべきことをホロスコープを基につなげる、ということなのです。