たいていの場合、目の前の問題を解決したいときだと思います。
彼とケンカをしてしまった。転職がうまく行くかどうか…。などなど。
しかし、根本を解決しない限り同じ問題を繰り返しますし、占いがそんなに当たるものでもありません。気休めです。
従って、まず、自分を知る。となります。
自分を知り、なりたい自分(あるいは目標や夢など)の実現のために、目の前の問題をどのように取り組むのか、を考えるのです。
そのように出された解答は常に芯(筋)が通っています。
「自分はこうなりたい。それにはこの問題はこう対応するべきだ」
たとえ、なりたい自分が抽象的でも、そこまではたどり着けます。
しかし頭と心は違うので、自分にとって正しい結論を出せるようにはなっても、すぐに行動に移すことは難しいものです。
のしかかっていた重みや囚われていたしがらみなどがあれば、本当の自分を手に入れるのは容易なことではありません。
また、自分の気持ちは変わったとしても、相手や環境はすぐには変わりませんから、努力をしてすぐに結果を得ることは難しいものです。
恋人や夫婦の関係を改善しようと占いをして、なんとか自分は頑張っているのに相手は変わらない。というのはよくあることです。相手は占いをしていないのですから、変わりようがありません。
このように、現状を変えるのはとても難しく、一所懸命努力をしても成果はなかなか出ないものです。
でも、そこであきらめてはいけません。少しずつです。
日々の積み重ねで、思考は歪んでいきます。
だったら、日々の積み重ねで思考や行動を修正していかねばなりません。
一つ一つの問題に対して、自分の目指す道はどうなのか、この選択で良いのかを考えることです。
たとえ行動できなくても、環境が変わらなくても、理想の自分ならどう行動するのか、考えることです。
その積み重ねによって、少しずつ少しずつ、本当の自分を手に入れられるのです。
占いをしたからといって、劇的に人生が良くなるものではありません。
ですが、占いは日々の考え方、思考のあり方を劇的に変える力を持っています。本当の自分ならどのような選択・行動するのか、それを都度都度考え、選択・行動の根拠を持てば、いつか大きく変わります。