最近の記事
カテゴリ
過去ログ
カレンダー
<< 2011年10月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

RSS

2011年10月31日

年に一度の最大の楽しみ

今日は年に一度の前職(セブン−イレブン)のOB会でした。
私はこの日が唯一の楽しみの日と言っても過言ではありません。
ホテルのディナーバイキングを楽しみながら、お世話になった役員の方、OBの仲間たちと懇談するのです。
定年退職をした偉い方、セブン−イレブン店のオーナーさんになった方がほとんどで、私の知り合いはほとんどいません。
それでも入社時お世話になったトレーナー(役員になりました)、最初に赴任したときの隣の地区(水戸)のマネージャー(取締役になりました。次期社長候補?)、最初に赴任されたときの部長(定年退職されました)、などのみなさまに挨拶をするのは楽しみです。

今回は大震災にどのように対応をしたのか、ビデオを含めて解説がありました。
地区本部の人が震度7の揺れの中、机に潜りながら携帯電話をかけ続けて本部と連絡を取り、それを生命線としてやりとりをしたこと。
津波前に本部社員が海岸店に駆け込んで経営者を避難させたこと。
商品手配に奔走し、手配できた段階でヘリを飛ばしたこと。
NBラインを止めて優先的にPB商品を製造してくれたメーカーさんのこと。
現場の社員のために手作りのおにぎりを握った事務所の女の子のこと。
停電のため、お客様の自己申告で値段を紙に書いてもらい、後日払いにしたこと。
お店のアルバイトくんたちは翌日からきちんと仕事に来て、片付けを手伝ったこと。
商品がなくても、ATMと公共料金の支払い、水道水のサービスだけでもしようと、お店を開け続けた店主さんのこと。
自主避難区域でも、一人でもお客様がいる以上街の灯をともし続けようとした店主さんのこと。
そこにはこのような言葉がたくさんありました。
「大切な人が近くにいると、自然と身体がそうなっちゃう」
「あの状況で儲かることを考えていたら、商売なんてできない」
「お店も、自宅も流された、でも、お客様のために一日でも早く店をやりたい」
また、いくつかのブログ**も紹介されました。

それらは確かに、「特別のこと」が起こったから、「特別のこと」ができたのかもしれません。
ですが、特別な時に特別なことが普通のようにできるのは、普段からその精神がなければできません。
毎日の積み重ねがあるからこそ、いざという時に対応ができるのです。

かつての仲間がこんなに頑張っている。
そう思うと、自分も頑張ろう、という気持ちになります。

明日も頑張ろう。


2011年10月31日 | 日記

2011年10月29日

恋愛占いの感想を頂きました

先日占いに来て下さった方からメールを頂きました。
みなさまにも参考になると思い、許可を頂きましたのでご紹介したいと思います。

*******  以下転載 *******

大人の恋愛相談となると、真剣に話せる相手は なかなか見つかりません。
「恥ずかしい」、「うつつを抜かしてる場合ではない」、「本音を出せない」、などで封印してしまうんです。

仮に話せたとしても、相談相手の優しさゆえに、

-同調や激励が中心で、客観的に問題をえぐってはもらえない。

-俺の場合は、私の場合は、など個人の経験に基づいた見方になりがちで、偏りが出てしまう。

-「あなたはあなたのままでいいのよ」という慰めに甘んじ、自分が変化したり 成長できる可能性を見落とす。

最終的には、「そんな悩みがあって羨ましい」とか、「今夜は飲んで気分転換だ」、になって終わる事も少なくありません。

本当にそういう励ましにも、救われはしますが、本質的な問題解決は置き忘れたままになるんです。

恋愛占い、と言うと、20代女性の趣味のように捉えられる印象もありますが、実際には、こんなに離婚が多く、どれだけ沢山の大人がパートナーシップに悩んで、でも心を封印し、変われないままでいる事かと思います。

積極的な人は、夫婦カウンセリングや、教会で愛について考えたりしてますけど、、もっと具体的で、もっと人間クサくて、"気付き" と "計画" を一緒に立ててもらえるのが、尾瀬様の面談占いだと思います。

「タロットあたるの?」などと聞かれますが、自分の気持を整理し、相手の気持を考えるフレームワークとして、今回すごく役立ちましたし、有難かったです。
ホロスコープも、自分が自分らしいと感じるのはどういう事だっけ? と振り返る事ができました。
一番わかりそうで、分からないのが自分ですから。

これからも、沢山、恋愛占いをやっていただけたら嬉しいです。
気付きを得て、本当に人を愛するとはどういうことを考えて、行動に移していきたいと思います。


*******  ここまで *******

ありがとうございます。


2011年10月29日 | 恋♪

2011年10月27日

放っておくとどんどん悪くなる

今、タロットカード78枚の解釈を書き直しています。
絵をもっともっとよく見て、そして小アルカナは40枚のストーリーをきちんと確立させたものに改編しています。

今日は剣7〜10についてです。
それぞれの意味は絵を見ればだいたい想像できると思います。

   

剣7:逃げている
剣8:縛られている
剣9:悲しんでいる
剣10:もうダメ
みたいな感じです。

剣のスート(マーク)の意味として、悲しみ、苦しみ、困難があります。
もちろん剣エースではそれを乗り越えるための強い意志を表していますから、それも剣のスートの意味に付加するべきです。
この悲しみの3枚(8〜10)の二つ手前の剣6は(慎重に進めば)乗り越えられるという意味が一般的です。
元々の剣のスートのテーマ、悲しみ、苦しみ、困難に照らし合わせてこのカードを考えると、苦しみを乗り越えられる、悲しみを乗り越えられる、との解釈が成り立ちますが、もっと全体を考えると剣のスートではこのカードがキーになっているように思えます。

剣5の状態は明らかに良くなく、(決してポジティブではないが8〜10のカードよりは明らかに救いのある)剣6ではそれを改善する必要があった、改善できるチャンスがあった、と言えます。

しかし、もし改善するチャンスを逃したらどうなるか、それが8〜10の3枚です。
剣7はその場から逃げています。
つまり、最悪の状態(剣5)に対して、改善するチャンスがあった(剣6)のですが、そこから逃げてしまったのが剣7以降に描かれています。(なぜ逃げたのかは、改編された物語でお楽しみ頂くことにします。)

では、8〜10を見ていきましょう。
剣8は縛られていますが、靴を履いています。そして自分の足でまだ立っています。
この段階で、自分から能動的に何とかしようと思えば、自分の力で何とかできます。目隠しは自分で取ることができるほど、身体はごく一部しか縛られていません。

剣9は立つことはできませんが、起き上がることはできています。
しかし、部屋に閉じ込められているので自分から能動的に何とかすることはできません。できるのは窓を開けること、つまり、相手からの助けを待つことです。
剣9は、自分の力ではもはや解決できず、他人の力を呼び込むしかない状態です。

剣10は起き上がることもできない状態です。
こうなるともう、何もできずに時間が過ぎ去るのを待つだけです。

私たちの苦しみや悲しみは、この件の物語のように進むことがよくあります。
ちょっとその場から逃げてしまうと、どんどん悪くなってしまうのです。
そして、自分から解決するチャンスを失い、事態はどんどん悪化し、
相手からの救いの手を素直に受けられなくなり、
結果、どうにもならなくなってしまいます。

剣6は目の前の悲しみや苦しみを乗り越えられるという意味だけでなく、(自分の進んでいる方向を見つめ直せば)未来に起こりえる困難を回避できる状態にあることを表しています。
私たちが剣7(逃げている状態)にならないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか。
それは、剣5と剣6の人物の相手との関わり方の違い、相手に対しての敬意の違いから答えを得ることができます。


2011年10月27日 | タロット
Powered by さくらのブログ