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2011年05月30日

クレアモントホテル

先日クレアモントホテルを見てきました。
この映画は非常に感動的で私は期間中(2W)3回観ました。
大アルカナカード1枚の中にたくさんのことが描かれているように、1本の映画にたくさんのテーマがありました。
台詞ひとつひとつが、すべてテーマを投げかけている、と言っても良いくらいです。
あまりにテーマが重く、またたくさんの感動があったため、日記にするのはとても難しいのですが、チャレンジしてみましょう。

70を越えた老婦人が娘から独立するためにクレアモントホテルで生活をします。
そのホテルは同い年の男女が数名。みな家族からの連絡を待つだけの長期滞在をしていました。
ひょんなところで孫息子と同い年の青年と知り合い、彼との間ではぐくまれる様々な感情をテーマにした物語です。
その彼がとってもカッコイイ。(*^_^*)

「人は褒められることが大切だ。そうでないと失意のうちに死んでいく。」

ある場面で青年が発した言葉です。
獅子座に限らず、私たちはそこに存在する意義が見いだせないと、無気力になったり、自暴自棄になったりします。
自らが能動的に選んだ場所や相手でなければなおさらです。
偶発的な出会いでも、縁があったのですから何らかの意義があるはずです。
でも、そこでぞんざいに扱われたら、せっかくの縁を意義のあるものにできないまま、関係が終わってしまうかもしれません。
あなたがもし、管理職や、部下がいる立場なら、彼らに失望させたまま、縁を終わらせてしまうことになるかもしれません。

評価されることは大切です。
評価されるからこそ、がんばれることもあるでしょう。
愛で結ばれていない縁なら、(いえ、愛で結ばれていてもそうかもしれません)相手を正当に評価することは大切です。

クレアモントホテル S


2011年05月30日 | 思うこと

2011年05月27日

しあわせの雨傘

先日しあわせの雨傘を観てきました。
それまで4作観たのですが、どれもイマイチで、
「やっぱり、相談ごとの方が喜びも悲しみも深いなぁ・・・」
と感じていました。

でも、このしあわせの雨傘と後日記すクレアモントホテルは良かったですね。
私はこういう分かりやすい話が好きです。
70年代のフランス語の曲も最高に良かったです。
しかし、フランス映画はセックスシーンが多いですね。
前回の映画(Ricky リッキー B)といい。
イケメンが職場に配属されたら昼休みにトイレでセックスしちゃうとか、
車がパンクして、タイヤ交換をしてくれた男性と茂みでセックスしちゃうとか、
経理関係の人とソファーでセックスしちゃうとか、、、

話を戻しましょう。
何もできない(やらせてもらえない)社長夫人が(娘から「単なるお飾りの壺」と馬鹿にされる)、夫の病気を機に社長になり、会社(雨傘工場)を発展させる物語です。
物語は1977年の設定で、当時のフランスは労働革命と女性の進出・台頭の時代だったようです。

それまでの夫の経営方針とは正反対の、友愛の精神で労働者と話し合い、心をつかみながら工場を発展させ、さらには国会議員にまで登り詰めていくのですが、彼女の成功の秘訣は何だったのでしょう。
それは、彼女が国会議員に当選したときの挨拶に表されています。

「私は大きな傘の下でみんなを抱きしめ、そして、みんなを守りたい。この街のすべての人は全員私の子供だから!」

すると、応援に来てくれた支援者たちが「ママ! ママ!」とコールをするのです。
彼女は国会議員に登り詰めましたが、自分が女性であることを自覚し、それを利点として、成功を得たのです。
誰と戦ったのか、それは分かりませんが、社長になっても、選挙を戦っても、国会議員になっても、彼女は女性であることを忘れませんでした。
社長の愛人だった秘書は彼女に敬意を表しながら
「股を開かなくても、女性でも成功できるんですね。」
と言っていました。
股を開いた彼女は、結局男性の支配下にあるだけで成功できなかったことを悔恨していました。


先日、東北で遺体の捜索に当たっていた女性自衛隊員の特集をしていました。
彼女は、その師団の中で唯一の女性です。
自衛隊ですから、男勝りと言いますか、男に負けない気持ちと言いますか、勝ち気な女性をイメージしたのですが、その彼女はお昼休みに飴を配るなどして、師団の中で女性性を上手に発揮していました。

「私がいることで、みんなの心が少しでも和むと良いと思います。」

彼女は女性としての役割もきちんと果たしたいと言っておりました。

今は2011年です。
ここは日本です。
でも、映画と大きくは変わりません。
女社長の数も、国会議員の女性比率も、決して男女が対等ではありません。
女性のみなさまが成功する秘訣、それはもしかしたら映画と同じかもしれませんよ。
つまり

心を開く。

女性らしさを十分活かして、成功しましょう。

しあわせの雨傘A


2011年05月27日 | 思うこと

2011年05月26日

映画の批評

私は会社を辞めたとき、本当に恐怖でした。
今までの貯金を使い果たすだけなのではないか、と。
ビジネス的なことはもう手に入れることはできませんから、感じることで貯金が減ることを食い止めようと思っていました。
美術館でもいいし、演劇でもいいし、何でも良いので、1週間に1度は感激できるものを手にしたいと思っていました。
でも、全然できなかったんですよね。

それでも今、気付いてみると、貯金は減っていなくて、むしろ増えている気がします。
毎日毎日相談者さんと3時間も4時間も話をしていると(一人ね)、貯金は増えていくものですね。
私の占いは与える占いではなく、双方向の占いなので(相談者さんがとってもよくしゃべる)私にも貯まります。

そっか、そういうことか。貯まっていた原因は。
ホロスコープから見えることだけを伝えていたら、きっと貯金は使い果たす一方なのでしょうね。

さて。
最近、近くに映画館があることを知りました。
そこで毎週2本、映画を観ることにしました。
私は映画は好きではないので、ほとんど見に行ったことがありません。
がんばれ!!タブチくん!! くらいかな。
なので、どの映画を観れば良いのか分からないのですが、簡単です。
そこの映画館でやっているものを観れば良いのですから。
しかも偏りがありません。

映画っておもしろいね、星占いみたいです。
監督が誰で、女優が誰で、この前の作品はこうでこの組み合わせがこうで、、、
ストーリーより、分析が好きな方は結構いらっしゃるようです。
ここは映画のサイトではないので、映画の批評には焦点を当てず、ストーリーや感じたことを占いの視点から記していきたいと思います。

とはいうものの、個人的な評価もつけようかな。
分類、批評、順位好きなので。



★★★★★★ 映画の評価 ★★★★★★

S:2週間のうちに3回観た映画。または2回観て、さらにもう一度観たいと思った映画
A:2週間のうちに2回観た映画。または1回観て、もう一度観たいと思った映画
B:普通 誰かに誘われたらもう一度一度観ても良いと思った映画
C:1回観れば十分 誘われても気乗りしない映画


2011年05月26日 | 日記
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