この映画は非常に感動的で私は期間中(2W)3回観ました。
大アルカナカード1枚の中にたくさんのことが描かれているように、1本の映画にたくさんのテーマがありました。
台詞ひとつひとつが、すべてテーマを投げかけている、と言っても良いくらいです。
あまりにテーマが重く、またたくさんの感動があったため、日記にするのはとても難しいのですが、チャレンジしてみましょう。
70を越えた老婦人が娘から独立するためにクレアモントホテルで生活をします。
そのホテルは同い年の男女が数名。みな家族からの連絡を待つだけの長期滞在をしていました。
ひょんなところで孫息子と同い年の青年と知り合い、彼との間ではぐくまれる様々な感情をテーマにした物語です。
その彼がとってもカッコイイ。(*^_^*)
「人は褒められることが大切だ。そうでないと失意のうちに死んでいく。」
ある場面で青年が発した言葉です。
獅子座に限らず、私たちはそこに存在する意義が見いだせないと、無気力になったり、自暴自棄になったりします。
自らが能動的に選んだ場所や相手でなければなおさらです。
偶発的な出会いでも、縁があったのですから何らかの意義があるはずです。
でも、そこでぞんざいに扱われたら、せっかくの縁を意義のあるものにできないまま、関係が終わってしまうかもしれません。
あなたがもし、管理職や、部下がいる立場なら、彼らに失望させたまま、縁を終わらせてしまうことになるかもしれません。
評価されることは大切です。
評価されるからこそ、がんばれることもあるでしょう。
愛で結ばれていない縁なら、(いえ、愛で結ばれていてもそうかもしれません)相手を正当に評価することは大切です。
クレアモントホテル S