また、就職活動をされている方も、追い込み、あるいはこれから長いスタートという時期かもしれません。
私が受験、就職活動をしていた時代とはだいぶシステムや環境が変わってしまっていますが、がんばって欲しいものです。
先日公務員を受ける、という方がいらっしゃいました。
社会環境が厳しいこともあり、倍率がものすごいそうです。
20倍、30倍の倍率で、そうなると20人や30人に1人しか合格しない、ということになります。
気の遠くなるような数字ですね。
ですが、ここで冷静に考えましょう。
仮にある企業(公務員でも)が100人募集するとします。
倍率が30倍だすると、3000人が殺到することになります。
ものすごい競争率ですね。
でも、よく考えてみると、合格の人は1番だろうが100番だろうが、合格です。
不合格の人は、101番だろうが1000番だろうが、3000番だろうが、不合格です。
つまり、実際に競争しているのは100番目の人と、101番目の人です。
自分が100番目には入れれば、3000人エントリーしようが、5000人エントリーしようが、関係ありません。
私たちは、自分の力がどのくらい高まったのかを他人との比較で確認します。
しかし、本当に力が高まったかどうかは絶対的な基準で評価する必要があります。
他人に負けていると思うと、負けます。
他人より秀でようとすると、井の中の蛙になります。
なぜならあなたは、今比較している対象よりはるかに大きな舞台でチャレンジしなければならないからです。