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2010年06月16日

教育とは

先日占いをしたお母さまからメールを頂きました。
反抗期を迎えた(?)子供とどのように接するか、という占いでした。
親は自分のホロスコープに従って教育をしちゃうんですね。子供も自分と同じ性格だと思って教育をしてしまうのです。
当然、自分と子供は違いますから、そこで衝突が起こります。
自分(親)のホロスコープと、子供のホロスコープを説明した占いの結果は、
「子供に謝る」でした。
確かに子供さんも悪いところはありますが、しかしその原因は自分(親)が作り出しているのです。

頂いたメールの内容は、占いの結果を実行して、子供ときちんと向き合うことができた、というものでした。

何か問題が起こって、子供に謝らせようとするのはよくあることだと思います。
しかし、客観的に聞いていると、起こっている問題は「親に都合が悪い」場合がほとんどです。従って、指導や教育にならずに感情的になってしまっています。
子供は「親が感情的になって理不尽に怒られている」と思っているのです。

さらにまずいことは
「悪いと思っているの?」
と、子供に謝罪を強要することです。
子供は悪いと思っていませんから、それは嘘を強要していることになります。
問題が起こったときに、その要因を探らずに子供に謝罪を強要することは、子供を追いこむことになり、逃げ道を作るためにさらに嘘を重ねることなります。

私たちは日々忙しく過ごしています。
問題が起きると後始末が大変です。その面倒や計画遂行の阻害になり、感情的になってしまいます。感情的になってしまうと、原因を考えずに、問題を起こした人を攻撃するようになってしまいます。
これでは解決は図れません。

どんな時でも、相手がだれでも、なぜその問題が起こったのか、それをきちんと考察することは大切です。そしてその考察を当人にさせること、一緒にすることで、教育は成り立っていくのです。


2010年06月16日 | TrackBack(0) | 思うこと
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